きさほせい
器差補正
器差補正は、計量器の精度を向上させるための重要なプロセスです。具体的には、浮ひょうなどの計量器が示す数値(示度)から、その計量器に内在する測定誤差である器差を差し引くことによって、実際の値(真実の示度)を求める作業です。器差は、計量器に必ず存在し、温度や使用条件によっても変動することがあります。器差補正を行うことで、正確な測定結果を得ることができるため、日本酒の醸造や評価において極めて重要な手順となります。正確な器差補正によって、味わいや品質の評価がより信頼性の高いものになります。
浮ひょうとは、アルキメデスの原理を応用した器具で、液体の比重を測定するために用いられます。日本酒の製造においては、特に重要な役割を果たしています。清酒の品質管理や製造過程で、酒精度、特定の日本酒度、ボーメ度などの指標を測定するための浮ひょうが使用されます。これにより、酒の純度やアルコール度数、糖度などを正確に把握することができ、日本酒の特性を選定したり、仕込みの際の調整を行ったりするための重要なデータを提供します。
詳細を見る関連用語
-
アルコール度数
アルコール度数とは、酒類に含まれるエチルアルコールの容量割合を指します。これは一般的に、酒の持つアルコールの濃度を示...
-
酸度
酸度は、日本酒に含まれる酸の量を示す指標であり、通常は1.0〜2.0の範囲で表されます。この数字が大きいほど、日本酒におけ...
-
精米歩合
精米歩合(せいまいぶあい)とは、玄米を精米した際に残る白米の割合をパーセントで示す指標です。具体的には、精米後の白米...
-
発酵
発酵とは、微生物が基質を分解し、エネルギーを得る過程のことを指します。日本酒の製造においては、主に酵母が糖をアルコー...
-
清酒業安定法
清酒業安定法は、正式には「清酒製造業に関する特別措置法」と呼ばれ、日本の清酒製造業を安定させるための法律です。この法...
-
真核生物
真核生物とは、細胞の核が核膜に囲まれている生物のことを指します。このグループには、高等植物、動物、そして微生物の一部...
※ 本ページは一般的な用語解説です。実際の表示や基準は商品・酒蔵により異なる場合があります。