もと分け

もとわけ
もと分けとは、日本酒の製造過程において行われる作業の一つで、酒母が十分に発酵し、酵母が増殖した段階で実施されます。この時点で、アルコール度数が8~10%に達し、酸度も高くなるため、そのまま高温に置くと酵母が衰弱したり死滅してしまう可能性があります。そこで、酒母を半切桶などの数枚に分けて温度を下げ、酵母の健康状態を保つための処置が行われることを指します。 近年では、より効率的な方法として、酒母をタンクのまま冷却装置を利用して温度を下げる「丸冷まし(まるざまし)」という方法が一般的になっています。このように、もと分けは伝統的な技法であり、酒造りにおいて酵母を守る重要な手段の一つです。

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