亜硝酸

あしょうさん
亜硝酸は、日本酒の醸造において重要な化合物ですが、その存在には二つの側面があります。生もと系酒母の製造過程では、硝酸が硝酸還元菌によって還元され、亜硝酸が生成されます。この亜硝酸は、酵母の早湧き(はやわき)を抑える役割を果たすため、醸造過程では一定の意義があります。しかし一般的に、亜硝酸の水中濃度が高い場合は、細菌汚染の兆候を示すことが多く、醸造に好ましくない影響を与える可能性があるため、その管理は非常に重要です。したがって、適切なバランスで亜硝酸を扱うことが、良好な日本酒の品質を保つためには欠かせません。

関連用語