前高後低型
ぜんこうこうていがた前高後低型は、日本酒の醪(もろみ)を造る際の品温(温度)の経過方式の一つです。この方法では、初期の段階で留添温度を高く設定し、高温での醪の進行を促します。具体的には、蒸米が溶解し、糖化やアルコール発酵が進むことを狙って、アルコール分が10〜13%に達するまで高温で維持します。その後、醪の温度を徐々に下げていく形になります。この方式の利点は、原料の利用率が良く、醪の製造期間が短縮されることです。ただし、前高後低型では、仕込みの配合や酵母の活動状況に注意しなければならないため、細かな管理や調整が求められます。この方法は、品質の向上を目指す酒造りにおいて重要な手法とされています。