硬水
こうすい硬水とは、カルシウムイオンやマグネシウムイオンなどのミネラル成分が比較的多く含まれている水のことを指します。具体的には、カルシウムや炭酸カルシウムの濃度が120ppm以上である水が、一般的に硬水とされます。硬水は、これらの成分により水の硬度が高く、反対にこれらのミネラル成分が少ない水は軟水と呼ばれます。日本酒の製造においては、水質が酒の味わいに大きな影響を与えるため、硬水と軟水の選択は重要です。硬水はお酒の旨味を引き出す効果がある一方で、酵母の活動に影響を与えることもあるため、蔵元が用いる水の特性を理解していることが求められます。また、硬水に含まれるミネラル成分を取り除くことを「軟化」と言います。