速醸系酒母

そくじょうけいしゅぼ
速醸系酒母とは、酒母(酛)の製造過程において、醸造用乳酸と純粋培養の酵母を初期段階で加えて作る酒母のことです。この手法は安全で短期間で酒母を立てることができるため、効率的な醸造が可能になります。速醸系酒母は1910年に日本の国立醸造試験場で開発され、その後広く普及しました。 速醸系酒母では、酒母の中に自然に増殖する乳酸菌を使う生もと系酒母とは異なり、最初から乳酸を添加しているため、より早く乳酸が生成されます。このため、得られる日本酒は淡麗で軽やかな酒質が特徴となることが多いです。速醸系酒母にはいくつかの種類があり、普通速醸酒母、高温糖化酒母、希薄酒母、ウルトラセブン酒母などがその例です。これらの技術により、全国の酒蔵で個性的な日本酒が生み出されています。

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